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11/10 15:21
入道雲
☆スタッフのホリです☆
少しずつ肌寒い気候に変わってきた
昨今空を見上げると
雲の形も薄く伸びた雲が
多くなってきました
少し前は入道雲が多く見られていました
今回はその入道雲の話をして行きたいと思います
ちなみに入道雲と積乱雲の違いは
わかりますでしょうか?
「入道雲」と「積乱雲」には
見た目の違いや雲の状態などに違いがあるのか
まずはそちらの説明です
「入道雲」とは?
「入道雲」の「入道」とは
仏の道に入ることを意味します。
仏の道に入る人と言えば
お坊さん
そんな、お坊さんの姿を現し名付けられたという説と
妖怪の見た目から名付けられた説が
「入道雲」の名前にはあります
お坊さんのヘアスタイルと言えば丸坊主
そんな丸坊主のお坊さんと
見た目が似ているということから
「入道雲」と名付けられた説
そして、丸坊主の妖怪「大入道」から
名付けられた説があります
もくもくと大きくなる「入道雲」
突き抜けるような真っ青に晴れた日に見られる雲で
高さは10キロメートル以上にも及びます
単に雲が大きく成長しただけではなく
雷を伴う雲が「入道雲」です
「積乱雲」とは?
「積乱雲」はかみなり雲とも言われ
空に向かって垂直に発達します
大気が不安定な時に多く発生する雲で
雲の高さは10キロメートルを超え
成層圏まで達することもあります
夏場によく発生するゲリラ豪雨や夕立などは
この「積乱雲」が原因です
「入道雲」と「積乱雲」の違い
「入道雲」と「積乱雲」に大きな違いはありません
「積乱雲」という大きな枠の中に
「入道雲」があるものとなります
雲の形に多少の違いがあり「入道雲」は
お坊さんの坊主頭のような形
一方、「積乱雲」の雲の形はてっぺん部分が平らです
このように見た目の違いで「入道雲」と
「積乱雲」を区別することは可能です
次に暗さで比較した場合
「積乱雲」は昼間でも真っ暗になるのに対し
「入道雲」は薄暗くなる程度です
ただし、どちらも激しい雨が降ります
雹においては、「積乱雲」の場合は降ることがありますが「入道雲」の場合は降りません
どちらも10キロメートル以上といった巨大雲に成長することがあり夏場に多く発生するといった共通点もあります
ただし、地上から確認することはできないものの冬場でも「積乱雲」は発生しています
まとめ
「入道雲」と「積乱雲」の違いは以上です。
さほど大きな違いはなく「入道雲」は
「積乱雲」の一種だということになります
これらの雲が発生する仕組みも同じです
夏場、地面が太陽からの熱で熱くなることで
熱い水蒸気が発生し上昇気流で空に上がっていくことで
「入道雲」と「積乱雲」は発生します
そのことが大前提となり
そのうえで少し細かな違いがある
「入道雲」と「積乱雲」
どちらも発生すると急な大雨が降ることの多いため
注意しなければいけません
激しい雨だけでなく雷や雹
突風などにも注意が必要となるため
夏場、急に冷たい風が吹き出した際には
早めに頑丈な建物の中に
非難されることをおすすめします
次回のブログは入道雲と映画
のお話です
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