あれは、とても夏の暑い日。誰もが体中に汗するような一日。
私は、彼女と出会ってしまった。
あの日の事を忘れる事は出来ない。あの出会いを今でも忘れる事は出来ない。
友人と彼女の所へ向かう道中も、ムシムシとした暑さで、
歩いて向かう私は、先ほどのさっぱりした気持ちとはうって変わって、
喉も乾くくらいに、汗でビショビショになっていました。
本当に、こんな夜に一体何事だろう。
段々と憂鬱な気持ちの方が勝ってきて、足が重くなってきます。
そんな中、友人から電話がかかってきました。
『 おい、どうしたんだよ。早く来いよ。彼女も待っているぞ。 』
正直、ムシムシとした暑さで、どうでもよくなっていましたが、
約束を破る事は、個人的に嫌だったので、憂鬱な気持ちのまま友人と彼女が待つところへ、
向かうのです。
でも、これが、悪夢の始まりでした。
この日以来、私は彼女の虜になってしまうのです。
その、黄金の輝く姿に、私は魅了され愛して止まなくなるのです。
私の初体験③に続く